溜まってしまった脂肪を取り除くための美容外科における施術は「痩身術」と呼ばれ、主なものとしては「脂肪吸引」があります。
「脂肪吸引」は、文字通り気になる部分の脂肪を吸引することによって理想の体型を作り出すというものであり「超音波脂肪吸引法」「浅層脂肪吸引法」「チューメセント法」「ハイパーインフレート法」といった様々な種類があります。
まず1つ目の「超音波吸引法」には「体内式」と「体外式」があり、前者は超音波を発する管を用い、超音波の振動を利用して脂肪を分解・吸引するというものです。
「体内式」で吸引した脂肪は既に分解されているため、他の部分への移植(脂肪注入)には使うことができませんが、その分痛みが少ない方法であると言えます。
一方、後者は吸引する部分に超音波を当て、脂肪細胞を軟化させてから吸引するという方法です。
吸引した脂肪を移植に利用することも可能な方法なので、豊胸術としての脂肪注入法によく用いられます。
2つ目の「浅層脂肪吸引法」とは、皮下脂肪の浅い部分に適用される脂肪吸引です。
従来の脂肪吸引はすべて深層部分に行なわれるものでしたので、1991年にこの方法がイタリアで開発された際には非常に大きな反響があったと言われています。
浅層部の脂肪を吸引することで術後に皮膚が引っ張られるため、たるみやシワを防止する効果も期待できますが、施術を担当する医師には豊富な実績と高度な技術が要求されるところです。
3つ目の「チューメセント法」は、あらかじめ止血剤や麻酔薬などを合わせた薬を注入しておいた後に行なわれる脂肪吸引で、鎮痛効果や止血作用が増強されるのはもちろん、脂肪が柔らかくなる効果もあります。
この方法が開発された1990年以降「超音波脂肪吸引法」や「浅層脂肪吸引法」と組み合わせて行なうことで、より安全な脂肪吸引が可能になりました。
最後の「ハイパーインフレート法」は「チューメセント法」の進化版とも言える方法です。
従来の「チューメセント法」は深層部分にのみ適応可能なものでしたが、この「ハイパーインフレート法」は浅層部や中間層などどの部位にも適応できるようになった点に大きな特長があります。
賢い美容外科の選択とはは、美容外科について解説しています。
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